皆さんは、「ワイドを知れば競馬を制することができる」と言われているのを、ご存じでしょうか?
「ワイドが競馬を制する?どうゆうこと?」と知らない方は思うでしょう。
競馬を制する、ということはつまり「勝つ」ということです。
皆さんが今まで競馬に賭けてきた金額は、トータルで見たときにプラスですか?マイナスですか?
多くの方がマイナスなのではないでしょうか?
競馬をトータルで見た場合に勝つ方法、つまり「制する方法」は、たったひとつしかありません。
それは勝ち続けることです。
では、どのようにしたらワイドで勝ち続ける事ができるのでしょうか。
ワイドを買うときに決め手となる条件は様々ありますが、今回皆さんに紹介する買い方としてワイドの「頭数」に注目してみましょう。
今回は継続的に勝つことを狙える券種、ワイドを買う際に注目すべきレース頭数について解説していきます。
6頭立てレースの場合、10頭立てレースの場合、16頭立てレースの場合のそれぞれを詳しくみていきます。
頭数についてもしっかりと覚え、ワイドと頭数の関係についても学ぶことで、競馬を制することができます。
勝ち続けるためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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各頭数で見た場合、ワイドの当たりやすさはどれくらい?
まず、ワイドとは3着までに入る馬を2頭当てる馬券で、発売条件として出走する馬が4頭以上の時に発売されます。
JRA、中央競馬では2004年まで8頭以上の出走時がワイドの発売条件でしたが、翌年2005年からは8頭以下の少頭数レースでも発売されるようになりました。
ひとつ注意点として、2頭、3頭立てのレースでは発売されていないので、気を付けましょう。
ワイドは1着から3着に入る2頭を選ぶ馬券なので、2頭、3頭立てのレースで発売されないのは当然ですね。
また、ワイドはレース頭数に関係なく1着から3着が的中となるので、少頭数レースでは的中率も必然的に上がります。
さて、ここからは各頭数で見た場合、ワイドの的中率について解説していきます。
他の券種と比較して、ワイドを買うべきレースの頭数をチェックしましょう。
6頭立てレースの場合
まず紹介するのは、6頭立て少頭数レースのデータです。
券種 | 買い目 | 的中率 | オッズ |
単勝 | 6 | 16.7% | 4.8倍 |
複勝 | 6 | 33.3% | 2.4倍 |
馬連 | 15 | 6.7% | 11.6倍 |
馬単 | 30 | 3.3% | 22.5倍 |
ワイド | 15 | 20% | 3.8倍 |
3連単 | 120 | 0.83% | 87倍 |
3連複 | 20 | 5% | 15倍 |
これを見て意外なのは、的中率が高い上に単勝オッズが4.8倍もある点ですね。
しかし、このデータは得票数が加算されていないので、オッズは1倍、2倍に収束する傾向が高いです。
当然ですが、この少頭数だとワイドの方が、的中率「20%」と高くなっており、オッズも単勝と比べてもほとんど変わらないため、比較的オススメできると言えるでしょう。
3連単や馬連に至っては、6頭立てでも的中率が低い数値となっており、やはり難しい券種であることがわかります。
ワイドに限らず、少頭数レースの的中率は上がりますが、堅い馬券も増える傾向にあります。
つまり、一頭に人気が集中しやすくなり券種選択の余地も縮小することで、回収率も低下してしまうため初心者の方は少頭数レースは避け方が良いと言えます。
10頭立てレースの場合
次に紹介するのは、10頭立てレースの場合です。
券種 | 買い目 | 的中率 | オッズ |
単勝 | 10 | 10% | 8倍 |
複勝 | 10 | 30% | 2.6倍 |
馬連 | 45 | 2.2% | 34.8倍 |
馬単 | 90 | 1.1% | 67.5倍 |
ワイド | 45 | 6.7% | 11.6倍 |
3連単 | 720 | 0.14% | 522倍 |
3連複 | 120 | 0.83% | 90倍 |
ワイドで大きな払戻金を得るには、人気馬と穴馬を絡めて買い目に入れるのが、セオリーと言われています。
10頭立てレースでは、1番人気の馬が3着以内に入る確率は70%以上と言われています。
つまり、高配当を得たいがために10頭立てのレースで、穴馬同士を絡めてワイドを組むのはリスクが高いと言えるでしょう。
10頭立てレースの場合に、ワイドを使って万馬券などの高配当を狙いたい場合には、人気馬を軸にして、レース場の相性が良かったり、直近のレースで調子の良さそうな穴馬絡めた馬券を買うと良いでしょう。
16頭立てレースの場合
次に紹介するのは16頭立てレースの場合です。
券種 | 買い目 | 的中率 | オッズ |
単勝 | 16 | 6.25% | 12.8倍 |
複勝 | 16 | 18.8% | 4.2倍 |
馬連 | 120 | 0.83% | 93倍 |
馬単 | 240 | 0.42% | 180倍 |
ワイド | 120 | 2.5% | 31倍 |
3連単 | 3360 | 0.03% | 2436倍 |
3連複 | 560 | 0.18% | 420倍 |
一番開催数の高い16頭立てのレースデータです。
16頭立ての場合、ワイドの的中率は「2.5%」と非常に低くなってしまい、ワイドでさえ予想を的中させるのが難しくなっています。
さらに、多頭レースの人気上位馬は、少頭数ほど期待値は低くなり、混戦になる可能性が高くなるので、予想が難しくなってしまうでしょう。
そのため、軸馬を決める際にはしっかりと見極める必要があります。
少頭数レースに賭けるのは注意が必要
上記ではワイドを購入する際、どの頭数の時に購入するのが良いのか解説してきました。
そのうえでの注意点として、少頭数レースでワイドを買う場合に、注意してほしい点があるので解説していきます。
その注意点とは、レース頭数が減れば減るほど馬券の対象となる点数が減るため、オッズが小さく収まる傾向にあります。
つまり、人気順通りにレースが決まる確率が高くなってしまい、ワイドの旨味が少なくなるので、少頭数レースの場合、ワイドの購入は避けたほうが良いでしょう。
それでも少頭数レースで、ワイドを狙いたい場合の注意点も紹介します。
少頭数レースの特徴として、逃げ馬が出走していないレースが比較的多くなり、レース全体の速度が遅くなる傾向にあります。
そうなることで、ラストスパートの直線に向かうまでのポジショニング取りでは、必然的に先行馬が有利となります。
つまり、先行馬を中心とした予想を立てる事で、少頭数レースでの回収率上昇に繋がるでしょう。
しかし、差し馬、追い馬に騎乗する騎手もプロです。
彼らは豊富な経験を積んできてレースに参加しているので、「このレースは先行有利だな」と容易に判断をします。
その場合、差し馬、追い馬に騎乗する騎手は、できる限り力を残しておくために内側ギリギリを狙って走るでしょう。
そして、勝負時だと判断した瞬間に最大の瞬発力を発揮して差す、ということもあり得るので少頭数のレースを予想することは意外と難しいのです。
少頭数レースでは基本的に先行場が有利ですが、競馬に絶対はありません。
そのため、差し、追い馬が来る可能性もあるので、騎手と馬の相性にも注目して判断しましょう。
まとめ
以上、当記事ではワイドと頭数の関係について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
おさらいとして、ワイドで購入するなら少頭数レースは避けたほうが良いでしょう。
少頭数でワイドを購入するメリットとして、頭数が少なくなるほど的中率はあがりますが、そのぶん配当は低くなるので気を付けてください。
今回の結論として、少頭数のレースで複系馬券を狙うのであれば、的中率と配当のバランスが良い複勝がオススメと言えます。
少頭数で3位までカバーできるからと言って、簡単にワイドに手を出すのはよく考えてからにしましょう。