競馬のワイド の回収率ってどのくらい?

競馬 ワイド 回収率 配当と回収率

皆さんは競馬予想をする際、どこに重点をおいて予想していますか?

一獲千金を狙って大勝負、小さくコツコツ勝ちたい、など重点を置くポイントは人それぞれだと思いますが、今回紹介する「ワイド」は大きく勝つよりも安定して勝ち続けたい、回収率をあげたい、という方にワイドの魅力や高回収率の理由について紹介していきます!

「大きく勝つのが競馬の魅力でしょ?」という方の意見は間違いではありません。

もちろん、競馬の最大の魅力は大勝負をして勝った時にこそ、味わえるものだと思いますが、常に大勝負ばかりしていては資金が持ちませんよね。

大勝負するということは、大負けする可能性も高いということです。

長い競馬人生でみたときに、常に勝ち続けられる人はレースで感情的にならずに、リスクを最大限少なくして、勝てるポイントをしっかり抑えることができる人でしょう。

競馬人生で「常に勝ち続ける」という事を考えるのであれば、今回紹介するワイドは回収率も高く、安定してコツコツ勝つにはぴったりの馬券なので、しっかりと学んでぜひ競馬予想に生かしてください!

ワイドの回収率について

競馬 ワイド 回収率

今回紹介するワイドという券種ですが、皆さんは購入したことがありますか?

結論から言うと、ワイドは回収率をあげることのできるとても魅力的な馬券です。

しかし、私の周りにも実は買い方を知らないという競馬ファンが多くいます。

ワイド(正式名称:拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法)は約20年前の1999年に発売が開始され、券種の中では比較的に新しく、的中範囲が広いという特徴をもっているので、安定して勝ちたい、保険で1点だけ買っておく、という買い方に向いているでしょう。

そんなワイドですが、実は馬券の全体売上では下位に位置しています。

その理由として、ワイドは的中範囲が広いというメリットを持っていますが、その反面、配当が低いというデメリットも持ち合わせているからです。

いきなりこんなことを言うと「え、人気が無いなら買わないほうがいいんじゃない?」と思うでしょうが安心してください。

ワイドは的中範囲が広いと説明しましたが、的中率が高いということは回収率もあげることができるのです。

少しマイナーで人気低迷中のワイドですが、みんなが使っていないからこそ、ワイドを攻略することで、人とは違った視点で競馬を見ることができます。

つまり、ワイドについて知ることで今後の競馬人生に役立てると言えるでしょう。

データで見るワイドの回収率

競馬 ワイド 回収率

皆さん気になるのは、ワイドの回収率ですよね。

わかりやすく数字でまとめたので、これを参考に買い方も学んでいきましょう。

以下は単勝人気で組み合わせたデータです。

組み合わせ 的中確率 回収率 平均配当
1-2人気 31% 74% 250円
1-3人気 24% 78% 340円
1-4人気 18% 79% 440円
1-5人気 14% 80% 560円
1-6人気 11% 82% 720円
1-7人気 9% 78% 920円
1-8人気~ 21% 68% 2,400円
2-3人気 17% 81% 480円
2-4人気 13% 81% 620円
2-5人気 10% 81% 790円
2-6人気 8% 81% 1,000円
2-7人気 6% 79% 1,280円
2-8人気~ 15% 70% 3,540円
3-4人気 10% 81% 790円
3-5人気 8% 79% 1,020円
3-6人気 6% 83% 1,290円
3-7人気 5% 76% 1,650円
3-8人気~ 12% 67% 4,240円
4-5人気 6% 78% 1,230円
4-6人気 5% 76% 1,550円
4-7人気 4% 75% 1,950円
4-8人気~ 8% 61% 5,200円
5-6人気 4% 74% 1,850円
5-7人気 3% 69% 2,350円
5-8人気~ 7% 59% 6,150円
6-7人気 2% 64% 2,720円
6-8人気~ 6% 56% 7,040円
7-8人気~ 5% 55% 8,740円

以上を見ると1-5、1-6、2-3、2-5、2-4、2-6あたりを絡めた馬券の回収率が高くなっていることがわかります。

つまり、1-2、1-3など人気順で買ってしまうと、平均配当も低くなり効率が悪くなるので、人気馬と穴馬の組み合わせで狙うと良いでしょう。

次に、ワイドを人気で組み合わせたデータも見てみましょう。

ワイド人気 的中確率 回収率 平均配当
1人気 30% 72% 240円
2人気 23% 75% 330円
3人気 20% 78% 390円
4人気 17% 81% 470円
5人気 15% 80% 540円
6人気 13% 80% 600円
7人気 12% 81% 680円
8人気 11% 79% 750円
9人気 10% 78% 820円
10人気 9% 76% 890円
11人気 8% 77% 960円
12人気 7% 77% 1,040円
13人気 7% 76% 1,110円
14人気 7% 78% 1,200円
15~19人気 25% 78% 1,580円
20~29人気 29% 73% 2,480円
30~49人気 27% 68% 4,950円
50人気~ 16% 49% 17,250円

これを見てわかるのは、4~7番人気の回収率が高くなっています。

的中率を考えると3番人気以降は20%以下になっているので、上位人気の回収率と比較しレース状況によって臨機応変に活用すると良いでしょう。

では、それぞれの回収率を学んだうえ、高回収率を目指せる買い方を解説していくので参考にしてみてください。

ワイドで高回収率を目指せる買い方

競馬 ワイド 回収率

ここまで、ワイドの回収率について説明してきましたが、次は実際に回収率をあげるための買い方について紹介していきます。

当然ですが、ワイドで回収率をあげるためには、的中させなければいけません。

的中率だけを狙って人気上位の馬だけを絡めた馬券を購入してしまうと、確かに的中率はあがるものの、配当はとても低くなってしまいます。

そこで、初心者がやりがちな失敗例を紹介します。

人気上位だけのワイド1点に何万円も投票してしまうのは高回収率を目指すうえでやめましょう。

確かに高額賭けることで、的中すればそのぶん利益はでますが、リスクが高くなるうえに見合った配当を得ることができないので、やめたほうがよい手法と言えるでしょう。

配当が低いワイドでもコツさえ掴んでしまえば、大きな利益を狙うことができます。

しかし、人気順上位の馬だけでワイドを組む場合は充分に注意してください。

そこで回収率をあげるためのオススメする買い方としては、人気馬と穴馬の組み合わせです。

この買い方のメリットとして、ワイドの特徴でもある的中率が高いというメリットと、ある程度の配当を狙った良いとこ取りの手法なので、主に場が荒れそうだなと判断できる場合に購入することをオススメします。

逆に、絶対に1番人気2番人気が来るだろうなと予想できる堅いレースの場合、上位2頭でワイドを組んでしまうと、先ほど解説した通り低配当になる傾向が強いので、その場合はワイドよりも馬連や馬枠狙いがセオリーと言えるでしょう。

回収率を軸に他の券種と比較することで理解できる

競馬 ワイド 回収率

ここまでワイドの回収率について解説してきましたが、回収率だけ考えたら他の馬券でもいいんじゃない?と思う人もいるでしょう。

ここではなぜ、ワイドをオススメするのかを、他の券種と比較して解説していきます。

まず、ワイドの回収率については、理解していただけたかと思います。

ワイドを他の券種と比較してオススメする理由としては回収率だけではなく、的中率も優れているからです。

皆さんは競馬に大金を賭けたのに外れてしまい、イライラして感情的になった経験はありませんか?

また、当たっても回収率が悪ければ楽しくないですよね。

ワイドの場合、回収率と競馬を楽しむ、という両者のバランスが非常に良くできているのが特徴です。

単勝はシンプルでわかりやすく、見ていても楽しいのですが、確率的には1番人気の馬が来る可能性が高く、そうなると配当も低くなり回収率というにおいては良い券種と言えないでしょう。

複勝はワイドに似ている点があり、的中範囲が広く1着から3着に入れば当たりですが、やはり配当の面で他と比較しても、グッと下がってしまうので当たった時の喜びは薄くなってしまいます。

ワイドと同じ複系馬券として馬連、馬単、3連単、3連複などありますが、配当は高くなり大勝負には魅力的な馬券です。

しかし、大きなデメリットとして的中率が低く、当てるのはとても難しい馬券です。

競馬をやっていて一番つらいのは全然当たらない時ですよね。

当たらない馬券を買い続けていくことにより、気持ちも滅入り、資金的にも厳しくなっていき負のループにハマっていきます。

以上の事も踏まえて、利益をコツコツ出しながら楽しめる高回収率のワイドをオススメします。

まとめ

今回はワイドの回収率と魅力について解説しましたが、いかがでしたか?

ワイドを買ったことなかった方や、初心者の方も今回の記事を参考に、ぜひワイドにチャレンジしてみてください!

人気の低いワイドですが、とても魅力的な馬券だということが、わかっていただけたかと思います。

競馬の魅力でもある大勝負を仕掛けるためにも、高回収率のワイドでコツコツ稼いでみてはいかがでしょうか。